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2012年5月10日 (木)

震災ガレキ受け入れについて

5月10日(木)、県議会の全員協議会にて、三重県における東日本大震災の災害廃棄物処理に関するガイドライン(案)についての説明がありました。放射線測定や住民への説明責任など今までより踏み込んだ内容になりました。

処理の対象になる廃棄物は木くずや木くずとその他の可燃廃棄物(紙くず、繊維くず、廃プラスチップ類との可燃廃棄物で、有害廃棄物は対象外)です。

報道でもありましたが、放射能濃度の目安値は、災害廃棄物の受入処理の値は100ベクレル/㎏以下、焼却灰の埋立処分時は2000ベクレル以下、処理により得られた再生利用製品は100ベクレル以下です。

慎重は意見も出ていましたが、被災地の一日でも早い復興に協力をすることは日本人として、また将来、東海地震、東南海地震による甚大な被害が想定される立場である三重としては当然のだと思います。

ちなみに100ベクレルという値は、原子炉等規制法で規定されているクリアランスレベル0.01ミリシーベルト/年(放射線による障害の防止のための措置を必要としないもの)に相当する放射線量ですが、もっとわかりやすい一例をあげると、今年10月1日までの牛肉の値は500ベクレル以下です。ですので口にしても問題ないレベルと言われています。

最後に知事から、県議に対し、地元の理解を得られるように協力要請がありました。知事のなんとかがれき処理を進めたいというストレートな思いをぶつけられ、粋に感じた県議も多かったと思います。

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コメント

三重県民ですが、ガレキ受け入れには反対です。
お友達や家族とも話題になりましたが、受け入れられないというのが共通認識です。

県のガイドラインを読みましたが、不十分だと思いました。
たとえ低線量でも量が多くなれば、放射性物質の量も多くなります。
しかも、全量検査ではなく、計測はセシウムだけだそうですね。
もっと危険なストロンチウムやプルトニウムはどうするのでしょうか。
空間線量の計測では含有量はわからないですし、ただの気休め程度だと感じます。

放射性物質に対してバグフィルターや計測機器のメーカー保証がないということは客観的な科学的裏付けがないということです。
安全性は政治判断でなされるようなことではないはずです。

知事自身が、被害が起こっても因果関係の立証は難しいと全員協議会でおっしゃってますが、それについて対策は全くありません。
県民は被ばく検査を受けようと思っても、近辺に施設はなく費用も数万円掛かります。
健康被害や土壌汚染、風評被害に対する具体的な補償内容の提示もありません。
責任の所在や罰則もなく県民の側に立った対策をせず、瓦礫受け入れを急ごうとするのはあまりに不誠実です。

そもそも、瓦礫処理が遅れている原因は広域処理のせいではないことは明白です。
阪神大震災では仮説焼却炉15基が震災後3カ月で建設着手されたのに対して、今回は国の対応が遅すぎます。
宮城の仮説焼却炉は1年2カ月かかってようやく動き始め、岩手はこれからという有様です。
阪神大震災の瓦礫が約2000万トン、今回は被災3県全てで約2300万トンで面積あたりはずっと少ないと言えます。
岩手などは兵庫県の2倍、三重県の3倍の面積で北海道に次ぐ全国2位の広さがあり、しかも人口密度は全国46位です。
しかも瓦礫量は約477万トン。阪神大震災時の4分の1です。

仙台は神戸から瓦礫処理のノウハウを得て早い段階で焼却炉の建設に取り組み他市の支援が出来るほど。
しかも地元で処理することで雇用が出来、地元にお金が落ちるので被災者も助かっているそうです。
広域処理は地元に落ちるべきお金を他が奪う構造になり、しかもコストがとんでもなく割高ですから、後には支援より害があったと評されるでしょう。
宮城県の担当者がテレビ朝日のインタビューで重い口を開いていましたが、青天井の予算で遠方まで運ぶのは違うと思う、予算を投入してもらって地元で処理する方が助かるとのことでした。
予算をもらう側としては強く国に物申せないのが辛い所でしょうが。
環境省は広域処理の広告費に40億円使い非難されていますが、その予算で被災地に焼却炉が1基建設できたはずです。
また、南相馬市では防災林の嵩上げに宮城や岩手の瓦礫を利用したいと環境省に要望したが、被災県に移動させることは想定していないと断られたということです。

災害時に助けてもらうこともあるからお互いさまと言う意見もありますが、災害時には周辺の近畿東海地方にお世話になる可能性の方が高いでしょう。
周辺では瓦礫受け入れを反対している自治体や市民が多い中、三重県が受け入れれば西日本の住民にとっては迷惑行為と映るでしょう。
海も土地も空気も三重県境で留まってくれるわけではありません。
災害時に助けて頂くことを考えれば、周辺が困るようなことをすべきではないと思います。

南相馬市長インタビュー動画
http://www.youtube.com/watch?v=hPUBRkRqJC4&list=PL48C9CED795510FA1&index=67&feature=plpp_video

19日放送のモーニングバード「そもそも総研」のテーマ「ガレキは本当に広域処理しなければいけないのだろうか?」
http://ceron.jp/url/www.dailymotion.com/video/xq84k9_20120419-yyyyyyyyyyyyyyyyyyyy_news

ぜひ動画をご覧ください。

津田さん 5/22のコメントに対し、返事をしてください。

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